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メイク用品を洗うことについて、あまり考えたことがないかもしれません。ブラシやスポンジなどの道具を洗う必要があるのは誰もが知っていますが、化粧品そのものも汚れるという事実は、意外と意識されていません。大切なことですが、具体的にはどうすればよいのでしょうか。ブランド創設者と化粧品化学者に、どの化粧品を清潔にする必要があるのか、その方法、そして処分して買い替える時期の見極め方を聞きました。 ここからは、化粧品の種類ごとに、最適な状態を保つ方法を解説します。
専門家の紹介
Aimee CarrはVoodoo Makeupの創設者であり、メディカルエステティシャン、化粧品処方開発者、メイクアップアーティストです。
Charlene Valledorは化粧品化学者であり、SOS Beautyの社長です。
化粧品を清潔にするべき理由
簡単にいえば、化粧品も汚れるからです。「化粧品には、メイクブラシと同様、細菌や外部の汚染物質、蓄積した汚れ、病原菌が付着することがあります」と、メイクアップアーティストで化粧品ブランド創設者のAimee Carrは説明します。「蓄積するものには、油分、周囲の環境から付着する異物、汚れ、化粧品の残留物などがあります」。では、清潔にするのを怠るとどうなるのでしょうか。「化粧品が何にさらされているか意識せず、その結果、定期的なお手入れをしないでいると、さまざまな健康上の問題や刺激、顔の吹き出物につながることがあります」と彼女は警告します。化粧品化学者のCharlene Valledorも、汚れた化粧品が皮膚炎につながる可能性を指摘しています。
化粧品の扱い方も、お手入れの必要性に影響します。「化粧品の中には、ほかのものよりもさまざまな細菌、病原菌、環境中の有害物、汚れ、油分などにさらされやすい種類があります。成分や持ち歩く場所などが関係しています」とValledorは説明します。化粧品を他人と共有したり、外に持ち出したりする場合は、自宅で自分だけが使う場合よりも、頻繁に清潔にする必要があります。
ヒント
化粧品をどれくらい保管できるかという目安は、一般的な市販品を基準にしており、ナチュラル製品では異なる場合があります。「化学成分を使った製品は、処方を長く保つ成分が配合されているため、変化に気づきにくく、より長持ちすることがあります」とCarrは説明します。
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口紅
お手入れ方法:口紅は通常、とても簡単に清潔にできます!Carrは、毎回使う前に行うことをすすめています。「表面に少量のアルコールを吹きかけ、ティッシュ、ペーパータオル、コットンで拭き取ります」と彼女は説明します。「私は毎回使う前に、必ずペーパータオルで口紅の表面の層を拭き取っています。口紅全体を清潔にしたい場合は、容器からスティックを完全に繰り出し、アルコールを入れたカップに浸すこともできます。その後、きれいに拭き取って容器に戻します」。アルコールを避けたい場合、Carrは道具を使って表面の層を削り取る方法を代案としてすすめています。
処分するタイミング:口紅を買い替える時期について、Valledorは1年たったら処分することをすすめています。劣化しているかわからない場合、Carrは「唇をなめて味を確かめ、変な味がしたら処分してください」と話します。
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ファンデーション
お手入れ方法:次に紹介するパウダータイプとは違い、リキッドファンデーションはボトルに入っているため、中身自体を清潔にすることはできません。できるのは、ふたの下の部分を拭くことくらいです。ファンデーションの劣化を早めないために、Carrは保管場所に注意するようすすめています。「シャワーや入浴の直後にメイクをすると、室内の湿気が製品に入るので避けてください」と彼女は注意します。「その影響が時間とともに蓄積し、細菌が増える可能性があります」。
処分するタイミング:CarrとValledorはともに、ファンデーションのボトルは1年以内に処分するよう話しています。劣化は、見た目と使用感から判断できます。「製品の表面に水分が浮いたり、ぐにゃぐにゃになったりしたら、処分する時期です」とCarr。「製品が分離するのとは違って、形状や質感が変わった場合も同じです」。単に処方が分離しているだけなら、通常は振ることで解消できます。
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プレストパウダー:チーク、ファンデーション、アイシャドウ、ハイライト
お手入れ方法:パウダー製品は清潔にすることができ、そうするべきです。でも心配はいりません。短時間で済みます。「パウダーの表面に少量のアルコールを吹きかけ、ティッシュできれいに拭き取ります。乾いたらスポンジで表面をこすり、膜が残ったまま乾いてしまわないように取り除きます」とCarrは説明します。「消毒用アルコールは製品の処方を変えてしまうことがあり、乾燥させる成分でもあるので、必ずすぐに拭き取ってください。製品の上に放置しないようにしましょう」。このお手入れは、ときどき行ってください。
処分するタイミング: CarrとVallegorは、パウダー製品は1年以内に処分するべきだという点で一致しています。ただし、ひび割れが見えたからといって、すぐに捨てる必要はありません。「ひび割れは古くなったサインではなく、乾燥しているサインです」とCarrは話します。「プレストタイプの製品にひびが入るのはよくあることで、すぐに処分しなければならないという意味ではありません」。
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チューブ入り製品:マスカラ、リップグロス、リキッドアイライナー
お手入れ方法:中身を清潔にしたり、付属のブラシを簡単に洗ったりできないため、マスカラ、リップグロス、リキッドアイライナーでは、使い捨てのアプリケーターを使うと衛生的に保てます。「使い捨てアプリケーターを使えば、製品は6か月持つことがあります」とCarrは話します。また、塗る際にブラシを何度も出し入れしてはいけないともいいます。「そうするとチューブに空気を押し込み、中身が乾燥する原因になります。湿気も生じるため、製品が早く劣化します」と説明します。「何度も出し入れする代わりに、マスカラのブラシを回して液をつけてから引き抜きましょう」。
処分するタイミング:マスカラ、リキッドアイライナー、リップグロスは定期的に買い替えたいものです。Valledorは、マスカラとリキッドアイライナーを3か月ごとに処分するようすすめています。Carrによれば、グロスが良好に使える期間も同程度です。「リップグロスなどの液状製品には通常、ホホバオイルが配合されているため、酸化して傷むのが早いのです」。ただし、前述のとおり、使い捨てのアプリケーターを使えば、これらの製品の寿命を延ばすことができます。
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クリーム製品:ハイライト、チーク、コントゥア
お手入れ方法:クリームを清潔にする確実な方法はないため、劣化させないよう注意する必要があります。ただし、質感だけで判断しないでください。「粒々した状態になったからといって、処分しなければならないわけではありません。むしろ乳化剤に関係して、シアバターが分離し、目に見えるようになっているサインです」とCarrは説明します。
処分するタイミング:どれくらい保管してよいかを知るには、成分表を見るようCarrはすすめています。「成分に水が記載されている製品は、使用期限を6か月とするのがおすすめです」。同様にValledorも、色やにおいの変化に注意しながら、開封後6~8か月ごとにクリーム製品を処分するよう指示しています。
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ペンシルタイプのライナー
お手入れ方法:リップ、アイブロウ、アイライン用のペンシルは、すでに無意識のうちに定期的なお手入れができている可能性があります。「削るときに表面の層を取り除いているのです」とCarr。これによって表面の細菌も除去されると指摘しています。削る合間にもペンシルを清潔にできます。「ペンシルの先に少量のアルコールを吹きかけ、ティッシュ、ペーパータオル、コットンで先端をきれいに拭き取ります」とCarrは説明します。口紅のお手入れと似た方法です。
処分するタイミング:専門家2人とも、これらの化粧品は1年以内に処分するべきだという点で一致しています。Carrによると、ペンシルを日常的に使っているなら、それよりずっと早く使い切ることが多いでしょう。
まとめ
化粧品は定期的に清潔にすることができ、そうするべきです。お手入れのしやすさは製品によって異なり、口紅やペンシルタイプのライナーは特に簡単です。マスカラのように中身自体に手が届かず、清潔にできない化粧品もあります。その場合は、使うたびに使い捨てのアプリケーターを使用しましょう。化粧品はすべて、長くても1年ごとに処分するべきです。専門家による詳しいヒントを参考に、これからは化粧品を清潔に保ちましょう。
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